市長が交友関係のレンタカー会社から車3台を無償使用

市長が交友関係のレンタカー会社から車3台を無償使用

沖縄県豊見城市の徳元次人市長が、交友関係にあるレンタカー会社から3台の車を1年8か月にわたって無償で使用していたことが明らかになりました。2024年7月から2026年3月22日までの間、契約書を交わさないまま車両を利用していたとのことです。

この件について市長は2026年3月25日に記者会見を開き、「世間をお騒がせし、支持を寄せてくれた皆さまに大変な不信感と不安を与え本当に申し訳ない」と謝罪。「心の弱さがあった」「政治家として倫理観の欠如を痛感している」とコメントしました。

返却時に104万円以上を支払い

返却時に104万円以上を支払い

市長は2026年3月22日に残りの車両を返却し、利用料104万7200円を支払いました。最初に借りた1台については、自宅で破損させたまま返却していたと報告されています。

なお、市長は贈収賄や政治資金規正法違反については「当たらない」と否定しています。

豊見城市とレンタカー産業の関係

豊見城市とレンタカー産業の関係

沖縄県豊見城市は沖縄県内でレンタカー事業者数・車両数が最も多い「産業集積地」として知られています。観光地としての沖縄の発展を支える重要な産業エリアとなっており、多くの旅行者がこのエリアの企業からレンタカーを借りて沖縄を巡っています。

全国初となるレンタカー税の導入を検討中

全国初となるレンタカー税の導入を検討中

豊見城市は現在、レンタカー税(法定外税)の導入を検討しており、実現すれば全国初の取り組みとなります。レンタカーの急増による渋滞・事故が課題となっているためで、導入された場合は利用料金に影響が出る可能性もあります。

なお、2026年2月には市がレンタカー会社隣接の水路で浚渫(しゅんせつ)作業を実施していますが、市長はこの作業と今回の車両無償使用の問題との関連性について、便宜供与であるとの指摘を否定しています。

旅行者への影響は?

旅行者への影響は?

今回の事案は豊見城市のレンタカー業界を巡るものですが、旅行者がレンタカーを借りる際の料金や条件に直接の影響が出るかどうかは、現時点では不明です。筆者の見方では、豊見城市は引き続き沖縄の主要なレンタカー利用地として機能すると考えられます。

沖縄を訪れレンタカーで観光地を巡る予定の旅行者は、今後のレンタカー税導入の動向なども含め、利用前に最新情報を各社に確認することをお勧めします。